新型コロナウイルスの流行は、世界初の感染者確認から3年目を迎えています。
長崎県では、2021年10月以降、新型コロナウイルスの新規感染者数が極めて少ない状況が続いていましたが、12月以降増加に転じています。
また、県内でも市中感染型のオミクロン株と思われる感染症例が確認されており、今後も予断を許さない状況です。
オミクロン株は他の株に比べて感染力が強いが、症状が出にくい傾向があることが多くの研究で報告されており、今回のWHOの見解も同じです。
しかし、感染症の増加に伴い、重症者も一定の割合で増えているため、万全の対策が必要です。
新型コロナウイルスと歯科治療
諫早駅イーサ歯科では、新型コロナウイルスによる院内感染を防ぐため、以下の対策を行っています。
患者様の健康を守るため、器具の滅菌・消毒、換気、環境の浄化に努めています。
また、可能な限り使い捨ての器具を使用し、器具はすべて世界最高水準の機器で消毒しています。
スタッフ一人ひとりの健康状態を報告し、出勤前に体温を測定し、平熱以上の発熱があった場合は直ちに担当者に報告し、健康状態の管理に気を配っています。
プライベートでは、不要不急の外出や人混みを避けるように指導しました。
当院では、患者様が安心して治療を受けられるよう、上記の対策に加え、以下のような院内感染防止策を徹底しています。
空気対策
- 口腔外バキュームによる粉塵飛散対策
- N95マスク(ウイルス対策用特殊マスク)の使用。
- ゴーグルの着用(水の飛沫から目を保護するため)。
- 窓を開けて空気を循環させる(空気がよどまないように常に窓を開けておく)。
- 空気清浄機をクリニック内の全エリアに設置。
接触対策
- 治療器具の消毒
- 診療ユニットの消毒
- 待合室の椅子やスリッパなど、接触頻度の高いものの消毒
- 患者様用消毒アルコールの設置
2020年3月に関西と九州の2つのクリニックで集団感染があり、心配されたと思いますが、どちらも歯科治療中に患者様が感染したのではなく、スタッフの方が感染したものでした。
患者様と接触する際に、感染予防のためにマスクや手袋を使用していても、休憩時間や昼食時にそれらを外したために感染した可能性があります。
マスクの着用や手指のアルコール消毒など、病院の感染対策に沿った診療を徹底されており、その安全性が実証されたといえるでしょう。
諫早駅イーサ歯科では、常に安全な診療を心がけ、院内安全対策、院内感染防止対策に取り組み続けていきます。